我々の空手で稽古で行っている組手・スパーリングでは顔面パンチ、投げ技等が禁止の競技ルールで行っています。
しかし型稽古では、競技ルールで禁止となっている技がふんだんに見られます。
型は空手の技術、思想などが体系化されたものと言われていますが、型を見るに競技ルールの禁止技が含まれたものが本来の空手と言えるものです。
競技ルールで組手を行う最大の理由は、骨身を削るような組手で一番大切な組手の皮膚感覚を安全に学ぶものであり、私は我々の競技ルールはその皮膚感覚を高めるのに適していると個人的に思っています。
しかし空手本来の技術習得を考えた場合、競技ルールの枠を超えたスパーリングも行った方が良いようにも思います。
そこで土曜日の鴨島道場の居残り稽古では、競技ルール以外のスパーリングも行っています。
競技ルール以外のスパーリングは競技ルールの技術にも進化を与えるものと思っていますが、特に厳しくなった最近の反則基準には色濃く反映するものと思います。
道場生には競技ルール以外のスパーリングも経験して欲しいと思っていますが、明日の祝日(7/22 ㈭)、組手アドバンス稽古会として競技ルール以外の稽古会を以下のとおり行います。
場所…鴨島道場
参加対象者…小学5 年生以上の道場生
時間…10 時~12 時
服装…自由
準備物…いつも稽古で使用しているサポーター一式、持っている人はボクシンググローブ、オープンフィンガーグローブの両方かいずれか
稽古内容は簡単な組技練習、顔面パンチの目慣らし、そして軽いスパーリングを行います。
興味のある道場生は参加してください。
競技以外のスパーリングは、組手のアドバンスであり、ルネッサンスとなりえます。
< 支部内連絡>
7/22 ㈭、7/23 ㈮の稽古は祝日でお休みです。
7/24 ㈯の稽古は通常どおりに行います。
昨日の徳島市加茂道場
少年部クラス(18 時30 分~19 時30 分)
一般部クラス(19 時45 分~21 時)
7.21.2021 記