空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

歩のコツ、103歳の身体知。

 昨日(10/23)の鴨島道場

 少年部クラス、


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 一般部クラス、


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 居残りクラス。


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 先日、長寿の方の健康方法を特集した、あるテレビ番組で見ました。

 特集されたお一人の方は、今年103歳を迎えるものの矍鑠とされ、今も仕事をされているとのこと。

 運動を日課として、その運動の一つにウォーキングを紹介されていましたが、その方曰く「ウォーキングのコツは、歩において踵から地面に接地させる」こと、また「つま先からの接地はつんのめる」とも仰られていました。

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 歩における踵からの接地は、重心を踵におくことです。

 最近、稽古における前屈移動の要点は移動の際、前足の踵に重心を置くことにあるように思うに至りましたが、103歳の方の歩の要点と一致するように思い興味深く感じました。

 歩の要点、空手の型における移動の要点、それを実際の組手の動きにどう繋げるか?

 こういったことを研究するのが私の楽しみでもありますが、研究の成果は指導に反映させていきたいかと。