空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

自分のペースで、凛々しさを。

 昨日(10/31)の美馬道場、

 合同クラス。


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 昨日のミット稽古は前後ステップからのワンツースリー・ハイを2秒しばりで。

 空手の速さの一端は、例えば2秒と瞬間のうちに、どれだけ複数の動作を連動しまとめられるか?

 また複数の動作の連動を、どれだけ短いに瞬間にまとめられるか?

 だと思います。

 私は少年部クラスでは、秒しばりの稽古をよく行います。

 道場生には〝空手の速さ〟を身に付けて欲しいと思います。


 居残りクラス。


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 左足前の構えでは、前→左→後ろ→右、右足前はその逆と足首にチューブを付けてのステップ練習。

 前後・左右にステップして行きますが、要点はいずれの方向にステップしてもスタンスが変わらないようにすること。

 強固なスタンスの練り上げですが、強固なスタンスは打撃の威力、デイフェンスにおける制空権に深く関与するものと個人的に思います。


 時折、女の子で「組手がどうしても怖い」と言った声が、私に届きます。

 偏見と取られるかもしれませんが「我々の組手は無理に女の子はしなくても」といった思いもあります。

 しかし、勇敢に組手を行う女の子もいます。

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 彼女たちの勇姿はカッコ良いものです。

 そのカッコ良さは〝凛々しさ〟であり、凛々しさにはアクセサリーやメイク等では醸し出せない本当の美しさがあると思います。

 組手が怖い女の子たち、凛々しさを身につけるべく、自分のペースで組手と向き合って欲しいと思います。


 さて、明日の土曜日(11/2)は、12/1に行われる四国錬成大会の支部内締切日です。
 出場予定で申込書が未提出な道場生は、お忘れなきように。