昨日(12/10)の徳島市加茂道場。
少年部クラス、型稽古、平安その1。
昨日は動作の正確性に稽古の焦点を起き、1挙動ずつの号令稽古で正確性を欠いた道場生は、稽古中でも見学へと。
見学させる理由は、稽古に緊張感を持たせるためでもありますが、稽古に緊張感を与えると動作の正確性は増しましす。
願わくは、人から与えられた緊張感で動きを良くするのでなく、自ら緊張感を持つことで動きを良くしてもらいと思いますが、少年部の場合、やはり与えられた緊張感から指導していくのがベターかと。
一般部クラス、約束組手。
相手の前内ローをカットし、そのままステッブ、そして返しのコンビネーションを。
ローをカットしているのにステップは不要のように思いますが、ステップは相手の前内ローからの追撃の流れを遮断するもの。
この相手の追撃の流れを遮断するステップは、ローをカット出来ずに被弾しても行ってもらいたいかと。
技をもらってからステップするということは意味のないように思われますが、相手の追撃の流れを遮断する方法としては有効です。
前内ローを被弾した場合、前足を崩されますが、その崩れをステップの起動へと利用して欲しいところです。
この相手の崩しの逆利用は、私自身が試合の中で使った技です。
そして崩しの逆利用は、形態の違うスパーリングで投げ技を掛けられた時、相手の投げる力に乗じて投げられた直後、相手より優位なポジションを取る動きへと応用出来ました。
崩しの逆利用は、柔らかい反応力が成せるものと思いますが、道場生には柔らかい反応力を身につけて欲しいと思います。