空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

先達として。

 昨日(12/18)の鴨島道場。

 少年部クラス、型稽古。


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 平安5。

 

 一般部クラス、約束組手。


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 膝蹴りの受け返し。

 

 居残りクラス。


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 チューブミット。


 私が担当する各道場の今年の稽古は、今週が最後です。

 年末の慌しさの中で、来年の事を考えていますが、来年は選手道場生のコンディションにもっと気を配ろうと思います。

 選手の稽古量や大会スケジュールの調整ですが、最近、試合でのコンディション不良や怪我を負う選手道場生が続いています。

 最近の西南支部では、選手として良く練習をしたり、試合に意欲的な道場生が増えて来ました。

 指導者としては嬉しい限りですが、選手や周囲の熱意のままに練習や大会を重ねていくと、やはり知らす知らずに選手の心身に疲労が蓄積していくものです。

 西南支部の選手道場生は、小・中学生がほとんどです。

 今、結果を目指して頑張ることも無論素晴らしいものですが、選手の先達として目指してもらいたいステージは選手道場生にとって将来にあります。

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 そして、空手の楽しさ、面白さを知るのは、もっと先にあるようにも思います。

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 頑張っている道場生がいることは、指導者として、とても幸運であり幸福なことです。

 今の幸運・幸福に目を奪われないで、将来、その先を見据えたいと思います。