空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

技術の発芽…、素直に稽古すること。

 昨日(1/8)の鴨島道場。

 少年部クラス、型稽古、太極1。


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 一般部クラス、約束組手、カウンター。


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 居残りクラス、ステップ強化。


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 一般部クラスで行った約束組手は私が県外の大学生時代、当時所属していた支部の師範から教わったものです。

 教わった当時、蹴りへのディフェンス意識はあっても、フルコン空手特有の近い間合いでの突きの打ち合いの中で、突きへのディフェンス意識は乏しく、この技術も「本当に試合で使えるのだろうか」と少し疑問に思いました。

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 当時は「突きはもらっても耐えるもの」といった意識が強かったりしました。

 教わった当時は、この技術への意識は低かったもの、数年後、徳島に帰り稽古を重ねていく中でこの技術の有効性に気づくようになり、試合でも大いに効能を感じることとなり、今では私の組手思考における根幹となっています。

 技術は、時間を経て発芽するものもあると思います。

 技術の発芽への可能性を有するには、教わったことに疑問を持ってもその場では素直に稽古することかと。