空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

運動神経の良し悪し、センス有る無し。

 金曜日(1/24)の徳島市加茂道場。

 少年部クラス。


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 一般部クラス。


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 土曜日(1/25)の鴨島道場。

 選手クラス1部。


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 少年部クラス。


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 選手クラス2部。


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 一般部クラス。


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 運動神経の良し悪し、センス有る無し、は個人の差があるように指導をしていて正直思います。

 指導において運動神経、センスを感じるのは指導した動作が瞬間、もしくは短時間に出来るか、どうかがその一例だったりします。

 運動神経は良ければ、センスは有るに越したことはありせんが、しかし…。

 

 私は空手を始めた当初「センスが良い」と先輩から言われていました。 

 その当初は自惚れながら自分で自覚するところもあったのですが、長年空手を通じて運動神経、センスについて思う所は、空手においては運動神経、センスの有る無しなどはたいした問題ではないということです。

 また特に試合においては、センスなどは頼りになるものではないと痛感してきました。

 以前、ある有名な新極真会の選手が「泥くさく稽古し、泥くさく試合をする」といったことを雑誌のインタビューで語ってていました。

 空手で、そして特に試合で勝利するには「泥くささ」が一番大切だと私も思います。

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 道場の中には、言葉が悪いかも知れませんが、いつも「泥くさく」頑張っている道場生がいます。

 彼らは確実に進歩、強くなっています。

 強さは誰の目にも感じやすいものですが、進歩はなかなか感じにくいものです。

 しかし私の目には、進歩が稽古中にはっきり見えます。

  進歩が見える道場生、それは泥くさくとも真摯な気持ち、態度でずっと稽古を頑張っている道場生です。