空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

5.28.2020 美馬道場 基本→移動→型

 昨日(5/28)の美馬道場。

 19時~19時40分(小学3年生以下)

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 20時~20時40分(小4年生以上)

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 通常クラスの稽古では、基本→移動→型の流れを欠かさず行っています。

 現在40分の稽古時間で上記の流れも短縮し、15分~20分で済ませます。

 稽古で行う事の種類を毎回変え、号令の本数を減らし工夫しています。

 6月半ばに全てのクラスの稽古時間を1時間に延長しますが、今後1時間よりも稽古時間がさらに延長しても、基本→移動→型に所用する時間はこのままで行こうかと思います。

 私が極真空手を習い始めた道場では、基本だけでも40分行っていました。

 今後の稽古方針となる基本→移動→型の所用時間短縮は、それらの軽視ではありません。

 私的には、むしろ重視しています。

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 基本→移動→型は、空手の空手らしい動きを練り上げると思います。

 そしてその動きは本来、どのようなルールの組手にも適応できるものと思います。

 空手らしい動きとは、個人的見解として動作における空手の特徴的な軸の作り方と思います。

 最近の指導では、動作の中で動きをしっかり止めることを喚起していますが、動きを止めることが軸の構築になると思います。

 動きの軸に空手の動きの本質があると思いますが、時代、情勢に稽古が変容が求められても本質は守って行きたいと思います。