空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

カウンター 6.22.2020美馬道場

 昨日(6/22)の美馬道場

 1部クラス(19時~20時)

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 2部クラス(20時15分~21時15分)

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 昨日は稽古後に保護者の方より、カウンターについてご質問を受けました。

 参考までに、添付動画(3:10~3:20にかけての動き)を。


‪【新極真会】第28回全日本ウエイト制大会 重‪量級準々決勝 3 SHINKYOKUSHIN

 この一連の動きは、落合選手の突きや肘打ちに対し意識的に下突きを合わせています。

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 カウンターは単純に言えば相手の動きに合わせる技術ですが、この合わせるというタイミングが難しいと思います。

 私のカウンターの基本形の約束組手は、相手のワンツーの突きに対し受けから突きを合わせますが、最初から突きに対し突きを合わせるのではなく、受けからの返しの突きでカウンターのタイミングを体得していきます。

 カウンターは居着きからは起こらないものです。

 打たれ強さを前面に出し、相手の突きを受けないと身体は居着いてしまいますが、小まめに相手の突きを手で捌いていけば居着きは解消されます。

 道場生にはカウンターの必須条件である〝居着かない状態〟を、相手の突きに対しての小まめなディフェンスで生じさせカウンターを狙って欲しいと思います。

 ところで久しぶりに自分の動画を見ましたが、カウンターを取れていても「今ならば、もっとこう…」と思うところがあり、当時の未熟さを感じますが、私が未熟だった点は補完し道場生に指導していきたいと思います。