昨日(7/14)の徳島市加茂道場。
少年部クラス(18時30分~19時30分)
1挙動ずつ号令をかける型稽古では、号令の感覚を無号令よりも空けて行います。
号令の間隔を開けることで、1挙動ずつを速く、大きく動き、そしてその動きをしっかり止める意識を促します。
速く、大きく動き、それをしっかり止める、型におけるフィジカル鍛錬の重要ポイントと思います。
一般部クラス(19時45分~20時45分)
受け返しは前足へのローを体の切り返しで躱し、追撃の突きをサイドステップで躱すパターンを。
このパターンのポイントは最初に後ろ足となる足の位置。
体を切り返した後は前足となりますが、切り返しで相手との距離を大きく変化していますが、最初の後ろ足の位置はあまり変わっていません。
距離に変化があるのに位置はかわっていない、間合いを巧妙に操るのには、こういったポイントをしっかり抑えることかと。
さて、昨日の一般部クラスでは、ある道場生の突きをミットで受けましたが「突きが重くなっている」と感じました。
稽古後、その道場生が後輩に請われて突きを指導を行っていたので、聞き耳を立てると理に適った良い内容の指導をしていました。
彼の突きが重くなっているのは「突きの理論をきちんと頭で理解しているからだ」と納得すると同時に嬉しく思いました。
闇雲に稽古することも時には必要ですが、稽古のポイントや技の理論をしっかり考え、理解することは、もっと必要のように個人的に思います。