空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

空手の現実 7.18.2020鴨島道場

 土曜日(7/18)の鴨島道場。

 選手クラス1部(15時45分~16時45分)


7.18.2020 選手クラス1部

 少年部クラス(17時~18時)


7.18.2020鴨島道場 少年部クラス

 選手クラス2部(18時15分~19時15分)


7.18.2020 選手クラス2部

 一般部クラス(19時30分~20時30分)


7.18.2020 鴨島道場 一般部クラス


 スパーリングはライトスパーリング(軽く当てるスパーリング)を提唱しているものの、少年部の低学年以下では、なかなかライトに徹しきれないのが実情です。

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 特に実力の差に開きない場合、あっても圧倒的でない場合はハードになりますが、私はスパーリングの展開が圧倒的になるまでは注視して見守ります。

  6対4、7対3くらいで劣勢にある道場生はつらそうな表情でスパーリングをしていることが多いですが、その表情を見ると正直スパーリングを止めさせてあげたい心情になります。

 しかしそう思う時、いつも思うのが、スパーリングが辛いのも空手の現実、その現実を知ることが空手を学ぶ意義となると思うところです。

 スパーリングが辛いのは、根本的に突き・蹴りをもらうのが痛いからだと思いますが、突き・蹴りをもらうのを痛いと知り、その状況から自分を奮い立たせる気持ちの強さを身につけることは、空手を学ぶ意義として最も大切であると思います。

 空手を学ぶ意義を通す道場であるとともに、単に辛いことへの我慢を強いるのではなく、辛いことに対処できる発想や能力を学ぶ道場でありたいと思います。