空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

自我、自立の契機。 8.18.2020徳島市加茂道場

 昨日(8/18) の徳島市加茂道場。

 少年部クラス(18 時30 分~19 時30 分)

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 一般部クラス(19 時45 分~20 時45 分)


8.18.2020徳島市加茂道場


 昨日の稽古、ある低学年の子がスパーリングで、積極的に打ち返していたのが目に止まりました。

 それまでは、打たれるまま、相手の勢いになすがままでしたが、打ち返している姿に意識の変化を感じました。

 その意識の変化は、自我の芽生えのように感じました。

 自我とは、精神的には〝自分自身に対する、各個人の意識・観念〟とあります。

 スパーリングで打たれるまま、なすがままの時は〝空手をしている〟〝スパーリングをしている〟〝戦っている〟という自分への意識が薄かったのだと思いますが、打ち返すことは、まさに自分への意識に反応しての行動と思います。

 自我は自立に通じると思います。

 自立は何らかの契機を伴うと思いますが、その契機は良質であるべきです。

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 まっとうな空手は、忍耐、克己といった良質な自立な契機を子ども達に与えるものと思います。

 まっとうな空手を教える道場でありたいと思います。