空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

情報の正誤の見極め 9.3.2020美馬道場

 昨日(9/3) の美馬道場。

 1 部クラス(19 時~20 時)

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 2 部クラス(20 時15 分~21 時15 分)

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 ジャンルを問わず格闘技選手が技術解説をしているyoutube は相変わらずよく見てますが、最近、非常に勉強になったのボクシングの内山高志選手がタレントの武井壮さんに指導している動画です。


【内山高志×武井壮】衝撃!脅威!百獣の王の身体能力にKOダイナマイト・内山も驚愕!クマ殺しパンチ習得👊年末メイウェザー戦⁉

 特に5:20 頃から始まる内容は、興味深いものです。

 パンチの威力となる推進力を体のひねりで起こし、ひねりによる推進力が相手に向かって逸れないように前足で力の流れを定める、と私は解釈させていただきましたが、前足の使い方、特に前足を内側に向け力の流れを強固に定める点は感嘆しました。

 私が実践、指導している突きの理論とは正反対ですが、一般的に体の捻りを力の源とする人は多く、一般的に受け入れやすい方法として大いに参考にさせていただきたいと思います。

 また7:50 頃に話してるパンチを打つ距離について相手に近づいて打つことを戒めていますが、私も指導でよく口にすることです。

 フルコン空手の選手は競技の特性上、特に相手に近づいて突きを打つ傾向がありますが、離れた距離で突きを打つ選手が増えればフルコン空手の競技レベルはもっと高まるように個人的に思います。

 最近は情報が氾濫し、受信者の正しい情報の選択が求められていますが、どのようなジャンルでも発信者の実績が情報の正誤の見極めの大きなポイントになると思います。

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 実績のある選手の情報を鋭意収集し、指導の幅を広げていきたいと思います。