私がよく行うディフェンスとして、相手の攻撃を受けてからのサイドステップがあります。
どうせステップするならば相手の攻撃に合わせてステップすれば良いものですが、ステップが攻撃に間に合わず、そうする時もありますが、意図的に受けてからステップする時もあります。
その意図とは…。
相手の攻撃を受けたとしても、相手は受けられたタイミングを起点にして、さらに攻撃を連続してきます。
その攻撃の連続に対し、受けたタイミングでステップでポジションを変更し、攻撃の起点を与えなければ相手の連続攻撃を遮断する効果があります。
また自分の攻撃においても、先に攻撃をヒットさせても相手はすぐに返しを繰り出し、その返しを起点に攻撃を連続してきます。
その返しの連続に対し、先の攻撃をヒットさせても、すぐにポジション変更すれば返しの連続の起点を与えず遮断することができます。
昨日の徳島市加茂道場、一般部クラス(19 時45 分~20 時45 分) では、上記をテーマにオフェンス・ディフェンスをミットと受け返しで行いました。
徳島市加茂道場一般部 10.20.2020 ※この動画は音声が出ます。
徳島市加茂道場一般部 10.20.2020 ※この動画は音声が出ます。
組手において、相手の動きをいかに封じ込めるかが大きなテーマとなります。
道場生には〝相手に動きの起点を与えない〟という発想を一つの取っ掛かりとして、そのテーマに取り組んで欲しいと思います。
昨日の徳島市加茂道場、少年部クラス(18 時30 分~19 時30 分)
徳島市加茂道場少年部 10.20.2020 ※この動画は音声が出ます。
移動稽古は上段受け→外受け→内受け→下段払いの連続からの逆突き。
10.21.2020 記