空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

子供たちの集中力を高める、風切り音。

 突きや蹴りを行った時、道着で風を切ることで発する風切り音。


徳島市加茂道場少年部 11.10.2020 ※この動画は音声が出ます。

 最近の少年部クラスでは、この風切り音をしっかり動作で出すことを指導しています。

 風切り音を出すには…

 ・手技では速く突き、そしてその突きをしっかり止めること

 ・足技では速く蹴ることはもちろんのこと、蹴りっぱなしで終わらず蹴った足を素早く引き戻す、引き足を速くすること

 が肝心です。

 この風切り音を出す動作は、空手で言うところ動作の〝極め〟となり、〝極め〟は動作の〝キレ〟となり、突き、蹴りのならば威力を高め、動作と動作が連なる連動においてはスピードとなります。

 風切り音への意識を高めて行きたいと思いますが、以前のブログで書きましたが、子供たちの集中力を高める具体策としては〝動作のスピードを意識させる〟ことを施策しています。

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 その効果は、風切り音を出そうとする子供たちの表情から伺い知れるかと。


 昨日の徳島市加茂道場

 少年部クラス(18時30分〜19時30分)


徳島市加茂道場少年部 11.10.2020 ※この動画は音声が出ます。

 一般部クラス(19時45分〜20時45分)


徳島市加茂道場一般部 11.10.2020 ※この動画は音声が出ます。

 11.20.2020記