空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

冬季昇級審査会

 昨日は冬季昇級審査会。

 今回はコロナ対策として2 グループに分かれて実施、第1 グループ(10 時~11 時) は阿南東道場を中心としたグルーブでした。

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 阿南東道場は私が指導する道場ではなく普段の稽古を見ることはありませんが、受審者全員が上手で、指導担当する武田指導員の指導力と、その指導を素直に受け入れる道場生の日々の稽古が感じ取れました。

 阿南東道場は今秋の徳島県でのコロナ感染拡大時期に1 ヶ月に及ぶ休講を余儀されなくなりましたが、コロナに負けない姿も阿南東道場の皆さんには感じられ感動を覚えました。

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 第1 グループの皆さん、昨日はお疲れさまでした。

 今後も頑張っていきましょう。


 第2 グループ(11 時10 分~12 時20 分) では、緑帯への3 人組手が行われました。


審査会12.20.2020 ※この動画は音声がでます。


審査会12.20.2020 ※この動画は音声がでます。

 3 人組手の挑戦者は二人とも小学4 年生に対し、対戦者は小学6 年生と中学2 年生、体格差を考慮して効かすような組手はしないように指示しましたが、動きでプレッシャーは与えるように指示しました。

 体格差が歴然としていたので効かす技はなくてもプレッシャーは相当きつかったと思いますが、二人ともよく頑張りました。

 また対戦者も私の指示どおり動いてくれましたが、今回の3 人組手の意図は互いのコントロール

 挑戦者はプレッシャーに怯まないように自分の心をコントロール、対戦者は相手を慮って技をコントロール

 色んな世代が共に稽古する道場では、互いのコントロールが織り会うことが大切です。

 その点、昨日の3 人組手は良かったかと思います。

 第2 グループの皆さんも、昨日はお疲れさまでした。

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 また両グループの付き添いの保護者の皆様、そして審査補助をしていただいた指導員の皆様も寒い中お疲れさまでした。

 12.21.2020 記