土曜日の鴨島道場居残り稽古、前のラウンドで仕掛けたタックルでは、タイミングを合わせただけで簡単に倒れたので「タックルがあるのも忘れたらいかん」と指導し、次のラウンドで再びタックルを仕掛けると、どうにか切ろうと踏ん張っていました。
リーチ差があるので難しいとは思いますが、もっと早いタイミングで切る反応をして欲しいところですが、その踏ん張りには前のラウンドではなかった腰の強さがありました。
「タックルもあるという」意識が腰への力となり踏ん張りになったと思いますが、意識はやはり体の力となるものです。
意識から起こる力は例に挙げたタックルへの対応のみならず、突き蹴りもまた言うに及ばす、人間の運動全ての機能性に深く関与するものと思います。
力とは人間の筋肉の働きであり、それはパワーだけでなく、スピードにもなり人間の動きのそのものです。
意識が力=動きを作り、意識の伴った力=動きがその機能性を高めることを、タックルを受けた道場生の腰の力に感じました。
改めて道場生には自ら意識をする稽古を指導せねばと思いますが、先のブログに書いたように稽古で細かい注意力を働かせ、それを集中力として動きの機能性を高める原動力にしていきたいと思います。
土曜日の鴨島道場
選手クラス1 部(15 時~16 時)
少年部クラス(16 時15 分~17 時15 分)
選手クラス2 部(17 時30 分~19 時)
一般部クラス(19 時15 分~20 時30 分)
居残り稽古(21 時~21 時30 分)
2.22.2021 記