空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

ミット稽古、打つ人の気持ちを考える

 ミット稽古では、ミットの持ち手が稽古の質を大きく左右します。

  ミットを打つ人が打ちやすいようにミットを持つことが最大の要点ですが、そのためにはミットを打つ人の気持ちを考えることが大切となります。

 空手は人の気持ちを考える洞察力がなければ上達しないものですが、それは人格形成上のお題目のみに止まりません。

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 ミット稽古において打つ人の気持ちを考えることは、打ちやすい距離やタイミングを計ることとなりますが、それは組手の間合いを計る感覚にも繋がります。

 空手の稽古には人の気持ちを考える機会が随所に散りばめられていますが、道場生、特に少年部道場生にはその機会を適宜に示唆し、情操と技量を高めて行きたいと思います。


 さて、徳島県内のコロナ情勢が厳しくなってきました。

 これまで通常クラスでの対人稽古の一部ではマスクを外していましたが、今後は全面マスク着用で行います。

 なお選手クラスでは、強度の高いトレーニングを行うためマスク着用が危険となる場合もありますので、これまでどおり一部マスクを外して行います。

 道場生の皆さん、よろしくお願い致します。


 昨日の美馬道場

 少年部クラス(19 時~20 時) 


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 一般部クラス(20 時15 分~21 時15 分)


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 4.13.2021 記