空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

プロ修斗応援観戦、競技で築かれる親子関係

 昨日の日曜日はプロ修斗、安芸柊斗選手の試合をアベマTV で応援観戦。

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 見事、勝利。

 素晴らしい試合内容で、大変勉強になりました。

 安芸柊斗選手は徳島の総合格闘技Z ジム所属で、Z ジムの代表を務める安芸佳孝代表はご尊父です。

 安芸佳孝代表とは同学年ということもあり交流させていただいていますが、多数のプロ選手を輩出された手腕をはじめ色々と学ばさせていただいています。

 選手への指導姿勢には特に学ばさせていただいておりますが、その薫陶を受けて徳島在住ながら今、注目集める安芸柊斗選手、今後の活躍が楽しみです。

 柊斗選手、改めておめでとうございます。

 

 さて安芸選手のように昨今、格闘技または我々フルコンタクト空手でも、親が子をサポートし親子で試合競技に挑む姿がよく見受けられますが、親子での競技の取り組みの中で、個人的に思うところがあり、また以前から西南支部の保護者様にはお伝えしていることがあります。

 それは格闘技、フルコンタクト空手のような競技には〝昔の巨人の星のような親子関係はいらない〟と思うところです。

 格闘技、フルコンタクト空手は競技そのものが厳しく、試合で体と心を削られる一面があります。

 特に心の部分で試合場の外で、選手を追い込む必要はないと思います。

 他者からの追い込みで強くなっても、それは競技において一時的なもので、追い込まれた心の反動はいつかは噴出するもので、それは時折報道される有名アスリートの引退後の不祥事が物語っていると思います。

 親子で競技に挑む場合、親として厳しいアドバイスはあっても、子にとって親が結果の全てを肯定してくれる存在である関係性を築かなければならないと思います。

 そうやって築かれた親子関係は競技を離れても続くもので、子にとっては大きな心の支えになると思います。

 少しずつ再開はされていますが、以前に比べて圧倒的に少ない試合。

 試合が多いと大変な面もありますが、試合は良質な親子関係を築く機会でもあります。

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 早く、以前の日常が戻ることを改めて願います。

 

 土曜日の鴨島道場

 選手クラス1 部(15 時~16 時)

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 少年部クラス(16 時15 分~17 時15 分)

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 選手クラス2 部(17 時30 分~19 時)

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 一般部クラス(19 時15 分~20 時30 分)

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 居残り稽古(21 時~214 時30 分)

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 7.5.2021 記