先日、稽古であるスポーツサークルと体育館を共有しました。
体育館の反面ずつをシェアしましたが、隣でマスクを外して絶叫しているスポーツサークルの人たちには正直違和感を感じました。
新型コロナに対する見解・見識は自由であっても、公共の場にあってコロナ禍の現在、マスクを外しての絶叫はモラルに反するのではないかと思います。
隣に違和感を感じつつ目を転じると、本来空手には付き物の気合の発声をせず、状況に合わせてのマスク着用に注意して稽古に集中する道場生の姿にモラルを感じました。
モラルには〝社会生活で守られるべき基準〟という意味が、意味の一つとしてあります。
集団稽古がスタンダードになっている現在の空手道場は、一つの小さな社会と言えるものです。
小さい社会とはいえ、モラルのある社会に順応していくことは、特に少年部道場生において大きな意義のあることと思います。
また小さい社会だからこそ、モラルを身につけやすい環境であると思います。
モラルは社会性であり、社会は多数の人々で構成されています。
モラルを身につけるということは倫理等の観念を持つとももに、社会を見渡す能動的な広い視野を身につけることにもなると思います。
凝り固まった観念のみでは本当の社会性にはならず、モラルには観念と社会を見渡す視野が必要に思ったりしますが、コロナ禍だからこそ、モラルに関しては考えを深めて指導をしていきたいと思います。
昨日の美馬道場
少年部クラス(19 時~20 時)
一般部クラス(20 時15 分~21 時15 分)
7.20.2021 記