空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

暑さが厳しい時期の〝かっちりとした稽古〟

 道場生、特に少年部には〝かっちりとした稽古〟を指導するように心掛けています。

 子ども達が空手を学ぶ意義の一つに人格の土台作りがあると思いますが、土台はしっかりと引き締まったものであるべきと思います。

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 色んな事に対応出来る柔軟性も人格には必要と思いますが、柔軟性の土台として緩みのない根っこは必要に思います。

 揺るがない根っこを持たない柔軟性は、節操のなさのように個人的に思います。

 具体的な〝かっちりとした稽古〟としては、子ども達の集中力を高めることを第一義としています。

 集中力を高める方法としては、稽古で行うことの説明を聞き、説明された通りに稽古を行う、人の話を聞く事を手段としています。

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 暑さで気が緩みがちなこの時期の稽古、暑さの危険性は無視してはいけませんが、簡単に暑さに屈してはいけないようにも個人的に思います。

 暑さへの耐性を養うことも、ゆるがない人格の根っこを培うことに通じるかと。

 

 昨日の美馬道場

 少年部クラス(19 時~20 時)

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 一般部クラス(20 時15 分~21 時15 分)

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 7.30.2021 記