空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

左ミドルと下段払いの共通点

 昨日の徳島市加茂道場一般部クラス、ミット稽古はワンツースリーからの左ミドルを。


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 左ミドルが決め技となりますが、左ミドルは現役時代の得意技でした。


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 ミドルキック、中段回し蹴りはヒットポイントに蹴りの軌道を水平に蹴ることが一般的ですが、私は水平に蹴ることにこだわらず対戦相手の構えの肘の下を下から蹴り上げるように蹴っていました。

 昨日の指導でも、肘の下を蹴り上げることをポイントとして指導。

 このポイントを習得するには、下から蹴り上げるイメージを頭に浮かべ反復することが大切です。

 左ミドルに限らず、全ての技の習得にはジメージの元に体を動かして反復することが肝要となります。

 頭にイメージを浮かべての反復は全ての稽古に通じるもので、空手の稽古が複雑で難しいのは頭にイメージ起こさせる鍛錬作用があるように個人的には思います。

 例えば基本、移動、型稽古で行う下段払い、相手の突き蹴りを払う受ける手に対し反対の手は脇に引き手としますが、引き手は受ける手を耳元に構える瞬間に金的をカバーし、払うタイミングに合わせて引き手に取ります。

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 耳元、金的と違う位置に両手を同時に構えるのは慣れないと難しいですが、慣れるには頭に自分の耳と金的の位置を下段払いを行う都度に丁寧に浮かべて反復を重ねるのが一つの手段です。

 左ミドルのポイントの習得に基本、または移動、型稽古が通じる部分もあります。

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 左ミドルは一本、技ありを狙える技であり、相手の動きを止める技でもあるので道場生には基本、移動、型稽古を反映させ、使えるようになって欲しいと思います。

 
< 支部内連絡>

 新型コロナに対する徳島アラートの引き上げられました。

 そのため金曜日の徳島市加茂道場で使用している、加茂コミュニティーセンターが休館となりました。

 休館は現在のところ9 月1 日までであり、よって8/20 ㈮、8/27 ㈮の稽古は休講とさせていただきます。

 休館は延長の可能性もあり、また今後他の施設の使用不可により稽古、審査等のイベントの休講、変更も予想されます。

 稽古、イベントの予定の休講、変更はホームページ、ブログでその都度お知らせしますので、道場生、保護者の皆様はご確認のほど、よろしくお願いいたします。

 なお、徳島市加茂道場の8/20、8/27 の金曜日の稽古は中止となりますが、8/31 ㈫(8/24 ㈫は先にお知らせした通り休講) は通常どおり行い、火曜日の稽古は徳島アラートに関係なく行う予定です。

 また8/29 ㈰の昇級審査の申込締切を8/20 ㈮としておりましたが、受審予定で申込みがまだの方は8/20 ㈮、私は18 時~19 時45 分まで加茂コミュニティーセンターで待機しておりますので、申込みに起こしください。

 道場生、保護者の皆様には徳島アラートの引き上げにより、またご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

 昨日の徳島市加茂道場

 少年部クラス(18 時30 分~19 時30 分)

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 一般部クラス(19 時45 分~21 時) 

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 8.18.2021 記