空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

指導再開、選手の自主性をスパーリングで伸ばす

 県外出張に伴う健康観察期間を終え、本日、抗原検査を行い陰性であることを確認しました。

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 よって本日の美馬道場より指導を再開します。 

 美馬道場の駐車場は現在、舗装工事中なので稽古に来られる方はグラウンドの校舎よりに駐車し、ソフトボールさんが使っているスペースには乗り入れないでください。

 

 さて、健康観察期間中はずっと自主練習していましたが、息子と同じ時間帯になることも。

 こういった時、私は息子のトレーニングにはあまり干渉しません。

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 練習の自主性を重視するためですが、空手は自分から練習する意志を育てなければ、結局のところ大成はしないと個人的に思います。

 スポーツ競技では指導者の練習管理が一般的であり、時にそれは徹底されるようでもありますが、個人的にスポーツ界で起こるパワハラ問題は練習管理など、選手を指導者が管理しようとする体制に問題が根ざしているように思います。

 私は競技をするのは選手であるがゆえに、競技で勝利を目指すならば選手の自主性が必要と思います。

 指導者は選手の自主性を伸ばすべきと個人的に思いますが、自主性を伸ばす手段が手腕になってくるように思います。

 私は選手とのスパーリングで、自主性を伸ばすことを目指しています。

 選手が私とのスパーリングで感じることを自分自身にフィードバックし、自らの意志を高め、工夫を生み出すようにしていきたいと思っています。

 お盆休み、正月休み、また最近ではコロナによる健康観察期間でも、練習を欠かせさないのは選手とのスパーリングのためですが、今日からまたスパーリングをしていきたいと思います。

 8.26.2021 記