昨日の徳島市加茂道場一般部クラスのミット稽古、突きの指示ミット。
持ち手から指示された突きを打ち込んで行きますが、突きの指示は追い突きはジャブ、逆突きはストレートと指示しやすくボクシング風に。
道場生の指示ミットの持つと、ジャブが弱い道場生が散見されます。
ジャブは力を入れるための反動もしくは力のタメが取りにくく、無理に力の入ったジャブを打とうとすればモーションが大きくなりジャブの特性が失われるため難しい突きです。
ジャブが総じて弱いのは無理も無いところもありますが、私はジャブを強くすることを昔から心掛けてきました。
ジャブを強く打つためにはフォームも工夫してきましたが、その工夫は大まかなところでノーモーションでの瞬発力を高め、初動を最大限に速く、そして体重を乗せて打つフォームへと整っていきました。
工夫を重ねて行くうちに、高名な方のフォーム、古流の空手のフォームと共通点があることが分かりましたが、ジャブを強く打つためのフォームは他の突き、ストレートやアッパーなどを強く打つフォームにも通じることが分かりました。
道場生にもジャブを強く打つ意識を高めて欲しいと思いますが、空手では一つの難しい技に取り組むことで、他の技の威力・精度も高めることが出来ます。
難しいことは一朝一夕では出来ないものですが、コツコツと取り組んで欲しいと思います。
昨日の徳島市加茂道場の稽古
少年部クラス(18 時30 分~19 時30 分)
一般部クラス(19 時45 分~21 時)
9.29.2021 記