手前味噌ながら、思春期になっても空手を頑張っているうちの道場生は、皆んな素直でスレていません。
私の秘かな自慢だったりします。
以前、私が一番感化された方が「雑巾を絞るようにスパーリングを続けなければならない」と仰っていました。
雑巾は絞り続けなければ使えなくなりますが、スパーリングもやり続けなければ出来なくなる、という教えです。
雑巾は、本質として〝浄める〟物資です。
昨日の道場生のスパーリングを見ていて、雑巾をスパーリングに例えた訓話がふとっ頭をよぎり、激しくもコントロールされたスパーリングを頑張り続けるから、うちの道場生は素直でスレていないように思いました。
老若を問わず幾つであっても人は、人に交わると世俗的な心の垢が多少なりとも着くものです。
心の垢は時として人格を蝕むこともありますが、心の垢を浄める手段を持つ人は、その手段で垢を落とすことで人格が磨かれるものと思います。
空手、特に正しいやり方の組手・スパーリングは心の垢を浄めるものと思います。
思春期で空手を頑張っているうちの道場生、彼らの大人なった姿が楽しみです。
昨日の鴨島道場
少年部クラス 1 部 (17 時 45 分~18 時 45 分 )
少年部クラス 2 部 (19 時~20 時 )
一般部クラス (20 時 15 分~21 時 30 分 )
10.7.2021