新極真会徳島西南支部、逢坂道場発足初期の道場生だった川原さんが亡くなりました。
都合で今日のお見送りに参列できないため、昨日の阿南道場の稽古を一部と二部は指導し、アドバンスクラスは中止させてもらいお通夜で最後のお別れをさせてもらいました。
〝出会いと別れは人の常〟といいますが、人が集まる空手道場は、その言葉の理を強く感じる場所です、
逢坂道場も田舎の小さな道場とは言え相応の人の往き来があり、2000 年の発足以来から数えれば多くの出会いと別れがありました。
別れには、道場生が新天地へと旅立つような晴れがましい別れもあれば、今回のような思わぬ辛い別れも。
川原さんは私よりも二つ若く、突然の訃報に呆然としますが、道場発足初期は私も若く道場生とよく飲み会をしましたが、賑やかで楽しかった川原さんとは稽古以外にも楽しい思い出があります。
このところの季節柄、道場生とは晴れがましい別れが多かったですが、突然の辛い別れに胸に去来するのは〝一期一会〟です。
道場生は、空手に何かしらを求めて集まってきます。
その思いが真摯であれば、道場を主催する立場にあっては一期一会の心で応じなければならないかと。
川原さん、逢坂道場に来てくださり、ありがとうございました。
安らかにお眠りください。
4.5.2022 記