空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

礼で塗り込められる前に 6.25.2020鴨島道場

 昨日(6/24)の鴨島道場

 少年部クラス1部(17時45分~18時45分)

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 少年部クラス2部(19時~20時)

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 一般部クラス(20時15分~21時15分)

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 少年部道場生の私に対する挨拶や礼儀に、私は無頓着なところがあります。

 道場に来て、私の前を素通りしても別に咎めたりもしません。

 しかし稽古指導では、私の号令下、一糸乱れぬような稽古を目指しています。

 話を聞いておらず動作を間違えてり、遅れたりする子には、厳しい言葉で叱咤することもあります。

 素直に話を聞いていたら、そうそう動作を間違えたり、遅れたりはしません。

 私は道場生に対し、私への従順さは求めませんが、稽古に対する素直さは求めます。

 稽古に対する素直さは、空手の尊重であり、自身の謙虚さです。

 挨拶や礼儀は、年齢とともに身に付けていくことが、ある意味、自然なように個人的に思います。

 礼は個人の人格を良くも、悪くも、塗りこめるものと思います。

 少年部道場生においては、礼を年齢とともに塗りこめる前に、人格の芯に空手の稽古によって素直=尊重=謙虚さを据えて欲しいと思います。