空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

身体への意識のススメ、平家物語の無常を感じる情緒

先日の少年部クラスの稽古、その日のミット稽古は膝蹴りを練習しましたが、入会間もない小学校低学年の道場生が膝で蹴らずに太ももで蹴っていました。 「膝を曲げて、膝のこの部分で蹴るんだよ。」と指導しましたが、私は稽古全般で初心者には自分で見本を見…

人見知りのススメ、ユーモアに必要な距離感覚

〝ユーモアとは「距離感覚」です〟 〝いったん自分と状況との間に距離をおき、状況を俯瞰することで客観を取り戻し、事を上手く運ぶことが出来るのです〟 と今、読んでいる本の一節にありますが、この一節には個人的に大いに納得するところです。 ユーモアで…

複合動作、連動動作を身につけることのススメ、対応力に富んだ合理性を身につける

目印となるマーカーの間をツーステップで移動し突き、蹴りを行う、新極真会徳島西南支部でよく行うステップ練習があります。 マーカー間の移動はツーステップ、2 回のステップと指定していますが、この練習を行うと 2 回ステップすべきところを 1 回のステッ…

結果から伺う展望のススメ、受験におけるイギリス式と日本式の違い

イギリスでは 1 年間の諸費用に日本円で 500 万円もかかるそうですが、博士号を持つ教師陣が教え、グラウンドに至るまで一流の施設を備え、完全寄宿制の中高一貫校があるそうです。( 日本にもあるのかも知れませんが ) 同じくイギリスの有名な大学の入試では…

虚を自然的に捉えることのススメ、虚を形式的に捉える科学

科学は広義においては自然科学、人文科学、社会科学に分類されるそうです。 その広義の科学には、聞きなれない形式科学というものがあるそうです。 物理学が自然科学、語学が人文科学、経済学が社会科学に分類されるように、最近知ったことですが、数学は形…

空手の理 ( ことわり ) のススメ、根本的な空手の理

発生より 3 年が過ぎ、今だ収束を見ない新型コロナ、そのワクチン摂取について、最近、疑問に思ったことがあります。 ワクチン摂取については、医師とされる立場の人が賛否両論の声を上げています。 私はいちいち詳しく見聞きしませんが、ワクチン推進派、否…

強く生きることのススメ、強い気持ちを育む良質なフレッシャーとストレス

昨日 (1/15) の徳島新聞の朝刊に新極真会徳島北東あわじ支部の出身で、現在、新極真会世田谷・杉並支部塚本道場で頑張っている神原詠二選手の記事が掲載されていました。 神原選手のコメントにある「どんなことがあっても、つぶされないように強く生きたい。…

カウンター・先のススメ、AI が及ばないもの

AI( 人口知能 ) の進歩は目覚しく、ここ 10 年来のうちに人間の仕事の大半は AI に変わられるとの見方もあるそうです。 仮に人間の脳に AI を組込み、AI 化した脳を持った人間に空手をさせたとして、オフェンスにおいては突き蹴りは力学の作用であるため、そ…

自然習得のススメ、真摯=自然の符合

先週末の金曜日を皮切りに、2023 年のスタートを切った新極真会徳島西南支部の各道場ですが、新年早々に新入会者を迎える道場もありました。 新入会の道場生は初めての空手の稽古に四苦八苦の様子でしたが、新入会者、また初級者にとって空手の基本、移動、…

武骨のススメ、新春スパーリング 2023

本日 (1/6) の徳島市加茂道場、三加茂道場の稽古始めより、新極真会徳島市西南支部の 2023 年がスタートします。 道場生、保護者の皆様、関係各位の皆様、よろしくお願い致します。 さて、1/2 ㈪には恒例の新春スパーリングを行いました。 新極真会徳島北東…

掃除のススメ、清浄とした空間で高めるもの

一昨日 (12/28) は鴨島道場で 昨日 (12/29) は美馬道場で年末強化稽古でした。 強化稽古の後は、両道場とも大掃除を行い、保護者の皆様にもご協力いただきました。 両道場ともすっかりきれいになり、気持ち良く新年の稽古始めを迎えられますが、大掃除に参加…

全日本大会のススメ、やる側として感じる空手の面白さ

金曜日 (12/23) からの第 54 回全日本大会関連の東京出張を終え、昨日の月曜日(12/26) に帰ってきました。 第 54 回全日本大会、大会を開催していただいた緑代表をはじめとする新極真会・大会実行委員会の皆様、協賛各社の皆様、素晴らしい大会をありがとう…

実践空手のススメ、知行合一の精神

我々の空手は、組手で実際に突き・蹴り当てるため〝実戦空手〟と表記されます。 実戦は同じ意味合いの実践とも表わされ〝実践空手〟とも表記されますが、私は自身が稽古する、そして道場生に指導する空手を〝実践空手〟であることを目指しています。 日本で…

スパーリングでの手加減のススメ、同質な手加減ができる組手とルールを守る組手

一昨日、月曜日 (12/19) の阿南道場の少年部クラス、スパーリングで 1・2 年生のグループに幼稚園の道場生が入ることになりました。 スパーリングの前に 1・2 年生に、幼稚園の子が入るにあたって「昨日の強化稽古で先生の話した事、覚えているか ?」と尋ね…

ルールを守る組手のススメ、新極真会徳島西南支部が目指す組手

昨日の日曜日 (12/18) は昇級審査会、支部内強化稽古、忘年会でした。 新極真会徳島西南支部では、今年より従来の審査会に変更を加えました。 元々、審査会での課目としては基本、移動、型、力量、組手を設けていましたが、それらから組手を外し、受審者は審…

素直さのススメ、明らかなことを素直に受け止める

〝聡明〟〝賢明〟〝明敏〟など、頭の良さをあらわす熟語には〝明〟がよく使われています。 頭の良さを示すのに〝明〟の文字が用いられる理由に、物事の明らかな ( あきらかな ) ことへの理解があるように個人的に思います。 空手、特に我々の空手は〝明らか…

正々堂々のススメ、正々堂々と卑怯

卑怯という言葉を調べるてみると「勇気がなく臆病 ( おくびょう ) なこと。また、振舞いが正々堂々としていなくて、いやしいこと。」とあります。 卑怯とは〝怯むことへの卑しみ〟なのでしょうが、卑しみは最大級の侮蔑語であり、卑怯とは散々な意味合いを持…

試合の取り組み方のススメ、次に向かって…

昨日の日曜日 (12/11) は愛媛県松山市で第 21 回全四国錬成空手道選手権大会でした。 新極真会徳島西南支部の道場生が出場する 2022 年の最後の大会となりましたが、良いかたちで 2022 年の大会を締めくくれたと思います。 大会を開催してくださった三好師範…

スパーリングでの手加減のススメ、手心としての手加減

空手の稽古における組手、稽古では対戦相手との技量・力量の差に応じて手加減が必要なため、試合の組手などの KO、いわゆるノックダウンが許される組手と識別するため〝スパーリング〟とよく称されます。 私は空手の組手の上達で目指すべきの一つは、スパー…

差別化された技術のススメ、差別化された技術がもたらすアイデンティティー

昨日 (12/6) の徳島市加茂道場一般部クラス、中学 2 年生同士の突きだけの限定スパーリング。 www.youtube.com 二人とも、私が道場生に望みたい動きを随所に見せてくれています。 道場生に望みたい動きの一つが、下記の動画。 www.youtube.com 単に相手の突…

四国・岡山合同稽古のススメ、自立への階段

昨日の日曜日 (12/4) は愛媛県西条市で四国・岡山の各県の新極真会の支部・道場の合同稽古会、四国・岡山合同稽古でした。 年 5 回開催される四国・岡山合同稽古ですが、昨日は今年最後の合同稽古でした。 いつも合同稽古を企画していただき、準備していただ…

空手特有のコミュニケーションのススメ、思いやりを共通意識とするコミュニケーション

コロナ禍で始まった子ども達の学校給食での黙食。 先日、黙食が緩和されるとの報道がありました。 黙食緩和の理由に、子ども達のコミュニケーション能力の向上が掲げられていましたが、コミュニケーションとは意思疎通です。 意思疎通とは共通意識の元に計ら…

失敗のススメ、本来、失敗が許されない空手での自分の失敗への意識、他人の失敗への認識

昨日の徳島市加茂道場少年部クラス、型の稽古で動作を間違えて表情を曇らせる新規道場生がいました。 間違えたことを気にしての表情の曇りだったと思いますが、その道場生には間違えたその場で詳しく間違えた動作を訂正しフォローしました。 フォローしたの…

達成感への挑戦のススメ、持ち手なしの杉板試し割り

土曜日 (11/26) は、美馬町で行われた山人の里イルミネーション点灯式での演武会でした。 地元ということで、今回は私も久しぶりに少し演武。 www.youtube.com 持ち手なしでの杉板試し割りのこの演武、私が知る限りでは演武されている方は存じなく私の発案で…

和服としての道着のススメ、体の使い方の学び

空手の道着は和服の系統にあるものです。 上衣は T シャツのような貫頭衣と言われる形式でなく、襟を合わせて上衣の前面を被います。 襟を合わせて上衣の前面を被うため、激しい動作を行うと前がはだけてしまい、着衣が乱れてしまいます。 空手の道着は和服…

武道精神が反映された〝勝って驕らず、負けて腐らず〟のススメ

昨日 (11/23) の祝日の水曜日は和歌山市にて、第 29 回和歌山県空手道選手権大会でした。 権威のある素晴らしい大会に参加させていただき、大会を開催・運営された黒岡師範、和歌山支部のスタッフの皆様、ありがとうございました。 昨日の経験を活かし道場生…

心で耳を働かせることのススメ、稽古中の雑念のない心

少年部クラスでよく起こる事ですが、稽古中に口笛を吹いたり、舌を鳴らす道場生が時折います。 そのような音を聞きつけたならば、私は厳しく注意しますが、稽古中の口笛などは稽古に不要な雑音として注意します。 道場生が〝雑音〟を発するにおいては、稽古…

自立のススメ、空手における子離れ、親離れの階段

先週の金曜日 (11/18) より昨日の日曜日 (11/20) まで、山梨県にて行われた新極真会ユース・ジャパン強化合宿 2022 より、参加させていただいていた道場生 3 名が昨日無事に帰ってきました。 充実した合宿だったようで、合宿の運営、指導に携わっていただい…

新極真会ユース・ジャパン強化合宿のススメ、学問としての合宿

本日 (11/18) より日曜日 (11/20) まで、山梨県にて新極真会ユース・ジャパン強化合宿 2022 が開催されます。 小学生 5 年生から 20 歳未満の若手選手のための合宿ですが、北海道から沖縄まで全国の新極真会各支部の有望選手が集います。 今回のユース合宿に…

足の働きを高めることのススメ、合気道の達人に学ぶ足捌きの重要性 ( 動画有り )

昨日の徳島市加茂道場一般部クラスではステップ練習を。 ステップ練習は足の働きを高める効果的な練習ですが、空手の組手においては足の働きは、その生命線であるように個人的に思います。 空手において、足の働きでまず最初に印象的なのは蹴り技ですが、空…