少年部の指導において指摘された指導内容に即座に反応し、それを正確に動きで示す子供達には〝賢さ〟を感じます。
その賢さはいわゆる知能指数といった頭の良さでなく、指導を受け入れる素直さが主成分に思います。
個人的に〝賢さ〟と〝頭の良さ〟は違い、歴史を見るに賢人は頭脳明晰者を用いる立場にあることが、しばしば見受けられます。
素直になれば誰でも賢くなれるように思いますが、賢くあれば、頭の良さが身に付き、高まるようにも思います。
先日のある小学生中学年同士のスパーリングで、前足の内側に下段回し蹴りを被弾し続ける子がいましたが、相手の蹴り方が巧みで躱し難いと思ったのか、その子は構えを逆にし、被弾し続ける前足を後ろ足へと蹴られない位置に変更していました。
小学生中学年ながらのその判断に思わず、その子の頭の良さを感じましたが、彼は稽古では常々素直です。
賢くて、頭が良い、人の望みうる一つの典型と思いますが、子供達には、まずは賢さから引き出して行きたいと思います。
昨日の美馬道場
1 部クラス(19 時~20 時)
美馬道場1部11.30.2020 ※この動画は音声が出ます。
2 部クラス(20 時15 分~21 時15 分)
美馬道場2部11.30.2020 ※この動画は音声が出ます。
12.1.2020 記