昨日の美馬道場の少年部の稽古前、幼年・低学年の子達の会話から「空手やっている人は強いんぞー」との声が。
その声に「空手やっている人が強いんじゃくなくて、空手の稽古を一生懸命している人が強いんだけど」と声に出さずに心でつっこみ、無邪気さに微笑ましく思いながら聞き逃しました。
聞き逃しものの一瞬思ったたわいもない上記のつっこみは真理であり、この真理こそ子供たちには伝えていかねばならないように後で思いました。
子供たちには空手をしていることだけで安易に自分は強いと思わず、稽古への向き合い方次第で強さは決まってくることを伝えなければと思います。
強さが稽古への心の持ちようであることが分かれば、強くなりたければ自ずと真摯な心となり、その真摯な心は謙虚な姿勢としての人格になるように思います。
真摯、謙虚は日本人の美徳ですが、その美徳さが失われつつあるように思う昨今、強さを通して日本人の美徳へと導く道場でありたいと思います。
昨日の美馬道場
少年部クラス(19 時~20 時)
一般部クラス(20 時15 分~21 時15 分)
1.29.2021 記