一昨日のブログで書いたマシエ選手、ジマンタス選手ら海外選手の進歩。
もし自分が現役選手であったならば彼らとどう戦うか?
思うところはシンプルに攻防の質を高めることです。
接近戦が巧みになり、懐に飛び込んで技を封じ込める対策が難しくなった彼らに死角はありません。
ならば真っ向勝負で活路を切り開いていくしかありません。
真っ向勝負と表すると、肉を切らせて骨を断つような打ち合いがイメージとして先行すると思いますが、その真っ向勝負をディフェンスを交え最大限に被弾を回避し、最大限に技を効かす相手との距離を潰さない組手として展開します。
ディフェンスに関しては、フルコンタクト空手は従来突きに関するディフエンス意識が甘いと個人的に思いますが、これを改め細かく突きをカットしていく。
オフェンスに関しては、従来の突き蹴りのフォームを一考し威力を高める。
突きのフォームの一考に関しては、一昨日のブログであげたマシエ選手の下突きにヒントは見えてきます。
私的にはマシエ選手の突きは、従来のフォームとは違う要素が多々感じられ、それは本来の空手の突きであるように思います。
死角のなくなった海外選手への対策は、攻防の質を高めた真っ向勝負。
その真っ向勝負のためには、攻防ともに〝従来〟という固定観念の打破が必要かと思います。
私は対海外選手を想定し、従来の固定観念に捉われない指導を選手、選手でない道場生にも常々模索し行っています。
それは自身現役でもなく、世界の舞台に立てる道場生もいない田舎の当道場にとって分不相応なことかもしれません。
しかし目線は高く、視野は広くありたいと思います。
目線の高さ、視野の広さを道場のカラー、道場の魅力としていきたいと思います。
昨日の指導
やわらかカラテ(15 時30 分~16 時30 分)
徳島市加茂道場少年部(18 時30 分~19 時30 分)
徳島市加茂道場一般部(19 時45 分~21 時)
徳島市加茂道場居残り稽古(21 時~21 時20 分)
1.30.2021 記