先週の通常稽古では、各クラスとも基本稽古の受け技における引き手の取り方を重点的に指導しました。
上段受けは引き手を正中線カバーから、外受けは反対の脇から、内受けはけん制から、下段晴払いは金的カバーからといった具合です。
初級者のうちは動作のメインとなる受ける手に気を取られ、補助的な引き手まで意識するのが難しいものですが、こういった動作は実際の組手、スパーリングに反映するものであり、その一例が下記の添付動画。
動画中の黄帯の道場生は相手の蹴りをステップで捌きながらガードを上げています。
対戦者の不意の攻撃の変化に備えてものですが、上級者ほど不意に攻撃を変化させるものです。
不意に備える組手は技術の高いものと言えますが、ステップだけに気を取られず補助的なガードを行う運動構造は基本稽古の受け技における引き手の取り方と同じです。
こういった動きは、下段回し蹴りに見立てた受け返し棒をステップで躱す時ガードも上げる、下記の添付動画のように受け返しの時から意識を高めて練り上げます。
意識的に高めた動きは実践である組手・スパーリングで無意識で発動するものですが、その動きは基本稽古、受け返しといった通常の稽古の流れの中で練り上げられるものと道場生には認識を深めて欲しいと思います。
さて昨日は、北東あわじ支部の黒帯の皆さんと徳島錬成大会(2/28) 運営会議を行いました。
会議の結果、統合する部門、対戦者不在のため廃止する部門が出てきました。
統合ではその打診を、廃止では通達を各該当者に所属長を通じてお知らせしますので、該当選手の皆さんはよろしくお願い致します。
会議に参加された皆さん、ご参加ありがとうございました。
土曜日の鴨島道場と阿南道場の稽古
鴨島道場選手クラス1 部(15 時~16 時)
鴨島道場少年部(16 時15 分~17 時15 分)
鴨島道場選手クラス2 部(17 時30 分~19 時)
鴨島道場一般部(19 時15 分~20 時30 分)
鴨島道場居残り(21 時~21 時30 分)
阿南道場
阿南道場
2.1.2021 記