「人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが、少年部クラスでは「人が注意されている時は、他人事と思わず自分が出来ているかどうか確認するように」と参加者全員によく指導します。
先日のある少年部クラスの稽古前に低学年の道場生が「スパーリングで悪いところありますか?」と稽古前に聞いてきました。
普段、私に話しかけたりすることはなく唐突な質問で、彼はスパーリングでは道場の同年代の中で頭一つ抜けているので質問された時はちょっとびっくりしました。
後から考えるに、冒頭の少年部指導でよく発する言葉を受けての自省の心からの質問であったように思います。
普段のスパーリングに奢らず、私の言葉を素直に受けとめているように感じる彼に心が洗われ、また彼の今後の可能性を大いに感じました。
自省は謙虚さであり、謙虚さは人の可能性を引き出します。
自戒も含めて自省する心を忘れてはいけない、道場生に教えられたように思います。
昨日の美馬道場
少年部クラス(19 時~20 時)
一般部クラス(20 時15 分~21 時15 分)
2.2.2021 記