空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

特別稽古。

 昨日(3/20)の祝日は鴨島道場で特別稽古。

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 構えと軸をテーマに技術練習の後は、構えと軸を意識したスパーリングを行いました。

 技術練習では、拳を構えたところから打ち出し、構えたところに戻す、終始構えを崩さないことを突きをテーマに意識付けを行い。

 腰が折れたようにならず、胸を張り、腹を伸ばす姿勢を崩さないように上段を蹴るよう、蹴りをテーマに軸の意識付けを行いました。

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 スパーリングでは構えや軸が良くなった道場生が見受けられましたが、構えや軸への意識が一過性にならず、普段の稽古でも意識を高めて欲しいと思います。

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 昨日は構え・軸に関して簡単に要点を指導しましたが、構え・軸には私なりの考察があり、それを説明すると話が長くなり、ややこしくなるので止めましたが、その一端として構えにおいて手は付け足しであり、構えを構成する主要は立ち方・スタンスにあるように個人的に思います。

 これは自身のスパーリングでの感覚からの考察ですが、この考察をより深め、なるべく簡潔に説明できるようにまとめて道場生には伝えたいかと思います。

 

 さて特別稽古後は、右京君、ご両親と送別ランチ。

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 右京君は長年の道場生であり、色々と思い出深い道場生なので(笑)、話が弾み楽しいランチ会となりました。

 思えば、彼には私自身も指導者として成長させてもらいました。

 改めて、もうすぐ地元を離れるのかと思うと寂しく感じますが、新天地でも頑張れ右京君。