最近、世間を騒がせているノンコンタクト空手界のパワハラ問題の映像が流れていたので見てみました。
パワハラ問題の人間関係に関しては、その背景を全く知らないので何も言うことはありませんが、
正直、問題になった練習自体は非常に良い練習のように個人的に思います。
その良いと思う点ですが、まずこういった練習は〝間合い〟がとても大切になりますが、間合いは竹刀を持っている仕掛け手が主導となり、仕掛けての技量によって間合いの質は大きく左右されます。
竹刀を持たれている方は選手として実績のある方ですが、〝さすが〟と思うほどの間合いを作られており、個人的には非常に効果のある練習と思います。
また練習の中の指導内容においても「竹刀を見ないように」と言われていますが、これは周辺視野を用いた反応・反射方法であり、今でもいうビジョントレーニング効果があるとともに武術の極意にも通じる指導内容と個人的に思います。
今回のパワハラ問題で指導者の方は要職を辞任されるそうですが、それに伴いこういった素晴らしい練習方法が消えることは、とても惜しいように思います。
先述のとおりパワハラ問題の人間関係について何も言うことはありませんが、この問題を語っている人の動画を見て思うことは、この問題の根底の一つにはジェネレーションギャップがあるように思います。
今回のパワハラ問題を個人的には、他山の石としたいと思います。
竹刀は用いませんが、動画にあるような練習は個人指導で真似させてもらいたいと思います。
昨日の鴨島道場
少年部1 部クラス(17 時45 分~18 時45 分)
少年部2 部クラス(19 時~20 時)
一般部クラス(20 時15 分~21 時30 分)
4.8.2021 記