空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

緊張感と和み。

 昨日(1/20)の美馬道場。

 合同クラス。


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 居残りクラス。


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 田舎ゆえ、稽古環境・稽古相手に恵まれていなかった選手現役時代、しかし意識は高く目線を世界へと向け、恵まれていない部分を創意と工夫でカバーしてきました。

 その意識は選手を退き、指導者オンリーとなった今でも。

 先週末、ベルギーで行われたEFKO大会を動画観戦するに世界で戦うには、打点の高い上段系の蹴りの被弾回避、そして個人的に最近、海外勢で最も進歩したと感じる下突きを中心とした接近戦での突きを、極力カットしうる反応・反射力を身に付けることが必須かと。

 ヘッドギアを装着し視界を制限した状態での顔面パンチ有りのスパーで、上段系の蹴り、接近戦での突きへの反応・反射力を引き上げていきたいと思います。

 現状レベルはまだまだなれど、意識・目線は高く。

 また自身も稽古相手として見合う、反応・反射力を高めていきたいかと。


 さて意識・目線を高く持つ裏返しに、稽古、指導には少しの無駄も好まないくらい私はナーバスになります。

 稽古には常に緊張感を求めますが、空手の本質と照らしあわせるに別段、それが悪いこととは思っていません。

 しかし緊張感も稽古が終われば別、昨日は稽古後に私と佐藤指導員をモチーフにした粘土細工をいただきました。

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 緊張感は稽古のみに集中させ、稽古時間以外での道場には和んだ空気も必要ですが、昨日は稽古後に和ませてもらいした。