一昨日(4/28)にアップした自宅練習動画、コンビネーション・初級者編の注意点です。
蹴りの練習メニューを紹介した時に説明しましたが、技には適正の距離があり、例えば膝蹴りと前蹴りでは、蹴りの届く距離が違います。
膝蹴りと前蹴りのコンビネーションで繋ぐ場合、蹴りの繋ぎで距離を調整することが大切です。
これは突きと蹴りのコンビネーションも同様であり、むしろ突きと蹴りの方が顕著となります。
コンビネーションの練習において、初心者の方は繋ぎにおける距離の調整を注意して欲しいと思います。
実践では速いコンビネーションが求められますが、練習では最初から速さを求めず、自分のペースでスムーズにコンビネーションが出来るように意識して欲しいと思います。
繋ぎにおける距離の調整は、繋ぎのスムーズさとなって表れます。
後半には蹴り→突き→蹴りとコンビネーションを複雑化させますが、こういったコンビネーションでは技の展開におけるストーリーみたいなものをイメージして欲しいと思います。
紹介している前足前蹴り・ワンツー・奥足回し蹴り上段or 下段( 左・右) の場合、前足前蹴りを相手に受けさせることで相手の注意を外らし、その隙にワンツーを打ち込み相手の上体を崩し、上段廻し蹴りか下段回し蹴りを極める、といったストーリーをイメージして欲しいと思います。
イメージの伴うコンビネーションの練習は、より練習効果を高めるものです。 コンビネーションは、組手を高度化させるものです。
しっかり、練り上げて欲しいと思います。
1. ワンツー・膝蹴り( 左・右)
2. ワンツー・前蹴り( 左・右)
3. ワンツー・回し蹴り( 左・右)
4. 膝蹴り・ワンツー( 左・右)
5. 前蹴り・ワンツー( 左・右)
6. 回し蹴り・ワンツー( 左・右)
7. ワンツースリー・膝蹴り( 左・右)
8. ワンツースリー・前蹴り( 左・右)
9. ワンツースリー・回し蹴り( 左・右)
10. 膝蹴り・ワンツースリー( 左・右)
11. 前蹴り・ワンツースリー( 左・右)
12. 回し蹴り・ワンツースリー( 左・右)
13. 前足前蹴り・ワンツー・奥足回し蹴り上段or 下段( 左・右)
14. 前足回し蹴り・ワンツー・下段回し蹴り( 左・右)
15. 前足下段回し蹴り・ワンツー・膝蹴り( 左・右)
16. 奥足下段回し蹴り・ワンツー・前足回し蹴り( 左・右)
17. 奥足下段回し蹴り・ワンツー・前足膝蹴り( 左・右)
各1 分1 セット
18. フリーの打ち込み1 分3 セット~5 セット