空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

接近戦における〝打たせずに打つ〟

 昨日の鴨島道場一般部クラスの受け返し。


鴨島道場一般部11.18.2020 ※この動画は音声が出ます。

 相手の突きを肩を回して腕で受け、回した肩の返しで下突きのリターン、反撃の下段をステップで躱してのワンツースリー下段の返し。

 突きに対する肩を回してのディフェンスは、私がスパーリングでよく行うディフェンスです。

 主に接近戦で行いますが、フルコンタクト空手の組手は、その競技性の特質から接近戦での打ち合いが頻繁に展開されます。


鴨島道場一般部11.18.2020 ※この動画は音声が出ます。

 接近戦での打ち合いに祭し、突きにしろ、蹴りにしろ、それに対するディフェンス意識は一般的に薄いと思います。

 世界チャンピオンの島本雄二選手は、組手において〝打たせずに打つ〟を提唱し、実践されてきましたが、接近戦においても〝打たせずに打つ〟を実践することが、これからの組手の最前線には必要であり、今後のフルコンタクト空手の組手を大きく変革していくものと個人的に思います。

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 接近戦における〝打たせずに打つ〟稽古方法を試行錯誤し、道場生に提供していきたと思います。


 昨日の鴨島道場

 少年部クラス1 部(17 時45 分~18 時45 分)


鴨島道場少年部1部11.18.2020 ※この動画は音声が出ます。

 少年部クラス2 部(19 時~20 時)


鴨島道場少年部2部11.18.2020 ※この動画は音声が出ます。

 一般部クラス(20 時15 分~21 時15 分)

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 11.19.2020 記