空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

遅ればせながら、アニメ「鬼滅の刃」に学ぶ〝呼吸〟と〝型〟

 昨日の少年部クラスでの受け返し。


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 ワンツーパンチを仕掛け、相手のローキック、ハイキックの返しをブロックしてからのハイキックの返し。

 よくブログで書くことですが、私は受け返しで相手とのタイミングを合わせることをを重視します。

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 相手とタイミングを合わすことは、相手と呼吸を合わせることとなりますが、呼吸が合えば技は自然と出てきます。


 昨日の自身のスパーリングで調子の良かった技。


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 相手の逆突きを受けてからの前手の突きの返し。

 ちなみにこの技は型・平安2・第8 挙動の応用分解です。

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 先週、アニメ「鬼滅の刃」が放送されていましたが、私は流行りに疎く、初めて「鬼滅の刃」見ました。

 「鬼滅の刃」では〝呼吸〟〝型〟といった言葉がよく使われていましたが、〝呼吸〟の意味合いがちょっと違いますが、呼吸が型の技を引き出す空手の組手・スパーリングに通ずるものとして興味深く思いました。

 呼吸( 空手の場合タイミングが主となりますが) で型の技を使う、道場生には「鬼滅の刃」にならって受け返しでのタイミングの呼吸を身に付けて欲しいと思います。

 

 またタイミングの呼吸は〝相手に合わせる〟ことですが、相手に合わせるとは相手を自分の心に鏡に映すことになります。

 相手を自分の心に映すことは〝礼〟の根幹になります。

 昨日の受け返しで一人の子が誤って蹴るべきでない受け返し棒を蹴って、相手の受け返し棒を落としてしまいましたが、即座に自分のミスを相手に謝っていました。

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 その光景に私は礼を感じましたが、相手に合わせる呼吸は礼に通ずるものとして、その観点からも稽古での受け返しを重視していきたいと思います。


 昨日の美馬道場の稽古

 少年部クラス(19 時~20 時)

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 一般部クラス(20 時15 分~21 時15 分)

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 9.28.2021 記