昨日(10/8)の徳島市加茂道場、
少年部クラス、
一般部クラス。
近年、子どもの運動能力が落ちていることは、広く認知されていることです。
先頃、読んだ本では子どもの運動能力の低下は、足の指の使い方が未熟であることが一因であると書かれていました。
足の指が使えない原因は、靴の性能が昔と比べ格段に高まり、それが逆効果となり靴の中で足の指を使わなくなったこと、そして裸足で走り回って遊ぶ、運動するといった機会が減ったためにあるとのこと。
裸足で体を使って遊んだり、運動することは、足の指を使って正しく立つ、走る、止まるといったことを自然と身に付ける作用があるそうです。
我々、新極真空手の基本稽古は、サンチン立ちという足の指を内側に向けた立ち方で行いますが、内側に向けた足の指が開かないように足の指で床を掴むように立つのが要点です。
サンチン立ちは足の指を鍛える効果がありますが、基本稽古から続く稽古は、全てが足の指の使い方が重要ポイントの一つとなります。
少年部道場生の一般的な運動能力を高めるため、足の指の指導をしっかり行いたいと思います。