長年、子ども達を指導してきて思うことが多々ありますが、その中の一つで子どもの成長は長い目で見るべきと思います。
長い目を向けることにおいては、その視線を向ける方向と向き先を定めることが大切と思います。
空手をお子さんに学ばせる保護者様において視線の方向と向き先は、大半の方は試合等の結果よりも、自立した、人に迷惑をかけないような大人への成長といったことだと思います。
視線の向き先を今に向けると不満や不安といったことを覚えるかも知れませんが、お子さんが視線の方向と向き先からブレていなければ不満や不安に捉われる必要はない思います。
何を基準にブレていないかを見極めるのか?
それは稽古に対する姿勢です。
稽古の中でも、私の場合は組手(スパーリング)への姿勢を軸にします。
空手の稽古は全て組手ために行うものと私は思っていますが、組手に向き合うことは空手の〝筋〟だと思います。
私は〝筋道〟の通った空手の指導を心がけていますが、空手に対し〝筋を通す〟子ども達は必ず保護者様の視線の向き先と方向からブレずに、〝何事にも筋を通す〟大人になってくれるものと思っています。
昨日の鴨島道場
ストライクフィットネス(14 時~15 時)
少年部クラス1 部(17 時45 分~18 時45 分)
少年部クラス2 部(19 時~20 時)
一般部クラス(20 時15 分~21 時)
6.17.2021 記