空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

自主練習の目的の設定

 昨日はじっくりと( といっても1 時間強ですが) 自主練習が出来ました。


自主練習11.25.2020

 道場生の指導において、道場生が道場での稽古のみならず、進んで自主練習ができるようになることが指導目標の一つとしています。

 それもなるべく一人の自主練習であることが望ましいですが、道場生を自主練習へと、どう導いていくか?

 そのためには自主練習の目的の設定が、その最たる手段として掲げられると思います。

 私自身の自主練習の目的を改めて考えるに、スパーリングでのパフォーマンス向上が一番に思い浮かびます。

 試合に出ている道場生は、試合を自主練習の目的として欲しいと思いますが、試合に出でいない道場生は当然ながら試合を自主練習の目的にはできません。

 試合に出ない道場生にも自主練習は行って欲しいと思いますが、目的設定をどう定めるか?

 私も現在、試合には出ていません。

 自主練習をスパーリング・パフォーマンスの向上としていますが、パフォーマンスの背景には自身の健康管理の意識があります。

 健康な身体、強い身体でなければ、スパーリングとはいえ良いパフォーマンスは出来ません。

 試合に出ていない道場生には、健康管理を自主練習の目的として自身の健康をスパーリングで測るようになって欲しいと思います。

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 そういった意識を上手く伝えていきたいと思いますが、言葉を語ることが得意でない私としては背中で見せていきたいとかと。

 11.25.2020 記