空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

来週より、稽古再開。

 昨日(5/15)は雨だったので道場で自主練習

 プランク
 (エルボー×3セット、左右サイド・各1セット、1セット1分・インターバル10秒)

 四股踏み(5分)

 ダンベル空突き(ダンベル2kg・1秒間隔×30回・インターバル20秒×12セット)

 パワーアンクル空蹴り
 (パワーアンクル2kg・1秒間隔×30回・インターバル20秒×12セット)  

 チューブ前後ステップ空突き(1秒間隔×30回・インターバル20秒×12セット)  

 軽めのサンドバッグ(1分×5・インターバル10秒)  


5.15.2020 サンドバッグ

 シャドー(1分×5・インターバル10秒)  

 

 来週より、徳島県下の公立学校が再開されます。

 徳島西南支部では、明日(5/17)の臨時稽古を皮切りに来週より実質、稽古を再開致します。

 改めての詳細は明後日の月曜日(5/18)以降のホームページ、ブログでご案内しますが、臨時稽古(通常会費の対象とならず、休会中の取り扱い)を以下の日程で行います。

 鴨島道場…5/23㈯・5/27㈬・5/30㈯

 徳島市加茂道場…5/26(火・城北トレーニング教室)
         5/29(金・加茂コミュニティーセンター)

 美馬道場…5/21㈭・5/25㈪・5/28㈭

 稽古はコロナ対策に最大限に注意を払い、フルコンタクト空手道場運営ガイドラインに準じた内容となります。

 ガイドラインに準じると従来どおりの稽古は出来ませんが、この期間を基本動作、基本技術のさらなる向上期間とし、コロナ情勢の変化とともに段階的に従来の稽古内容に戻していく中で、従来以上の道場生の技量上達を目指そうと思います。

 また今回のコロナ禍は、社会に様々な価値観の変化をもらたすものになったと思いますが、私なりに空手道場における稽古の意義を見直す機会となりました。

 その一つは、運動の習慣化の重要性です。

 適度な運動が免疫力を高め、ひいてはコロナ対策になることは疑いのないものですが、フィトネス人口の増加により運動への高い意識を持つ人が増えている中で、一般的に、特に徳島のような田舎では運動への意識が低い人は多いと思います。

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 「体を鍛えて免疫力を高めよう」などのフレーズは、まともに相手にされませんが、病気に対し薬に頼る他力本願的手段ともに、自分の健康を自分で守る自力本願的手段も併用されるべきと思います。

 空手道場の価値観として〝自分の健康を守るための稽古〟といった意識をもっと高めるべく、今後の道場運営を模索していきたいと思います。

5.14.2020 自主練習

 昨日(5/14)の自主練習

 プランク
 (エルボー×3セット、左右サイド・各1セット、1セット1分・インターバル10秒)

 四股踏み(5分)

 フルコン・スパーリング(3分×5・インターバル15秒)

 グローブ・スパーリング(3分×5・インターバル15秒)

 ヘッドギア・スパーリング(3分×5・インターバル15秒)


5.14.2020ヘッドギアスパーリング


 視界制限されるヘッドギア・スパーリングでは、一瞬の居着きが決定的な被弾となります。

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 上級者になるとあまりヘッドギアギアをつけての練習はしなくなりますが、居着かない、反応、反射を高めるためにはスパーリングでのヘッドギアの装着は、大いに効果があるものと個人的に思います。

 また様々な攻撃を認めるスパーリングでこなすことで、柔軟な反応、反射が生まれ、ひいては競技ルールの組手にも良好に反映されるものかと。

臨時稽古(5/17)、一点変更のお知らせ

 昨日(5/13)は臨時稽古(5/17開催)と稽古再開に備えて、鴨島道場の模様替えを行いました。

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 従来、物置だった場所を男子更衣室として、練習スペースと見学スペースを分離しました。

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 練習スペースは広くなり、人との距離も取りやすくなりました。

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 臨時稽古及び稽古再開には、新しい生活様式への配慮を施していきます。

 5/17の臨時稽古で、一点変更があります。

 服装は自由としていましたが、道着着用でお願いいたします。

 稽古再開も前通しで出来そうです(近日中にホームページ、ブログにてお知らせいたします)。

 臨時稽古も道着で、気持ちを引き締めて行いたいと思います。

 <臨時稽古の詳細>

 とき…5/17㈰ 場所…鴨島道場 服装…道着 準備物…水分・マスク

 午前9時~午前9時40分…幼年、小学1・2年生対象

 午前10時~午前10時40分…小学3・4年生対象

 午前11時~午前11時40分…小学5・6年生、一般部対象

 稽古は新極真会総本部が提示するコロナ対策ガイドラインに準じ、かつ徳島県、徳島西南支部の状況に合わせて行います。

 

 さて昨日の自習練習。

 プランク
 (エルボー×3セット、左右サイド・各1セット、1セット1分・インターバル10秒)

 四股踏み(5分)

 ケトルベル・スウィング(20kg・50回×3)

 ロープ・ダブル(60回×3)

 ロープ・シングル(120回×3)

 プレート回し(20kg・20回×3)

 プレート上げ(20kg・100回×3)

 プレートランジ(20kg・20回×3)

 カカト上げ(500回×1)

 リストカール(ケトル10㎏・左右100×2)  

 シャドー(1分×5・インターバル10秒)

 

 懐かしい動画が出てきました。


【新極真会】 第32回全日本大会準々決勝 塚本徳臣vs逢坂祐一郎 SHINKYOKUSHINKAI

 塚本師範に試合開始6秒でKOされた、私の選手キャリアの中で最大の敗戦です。

 左ミドルと思ってディフェンスしたところを左ハイを被弾し、塚本師範の縦蹴りを見事にもらっています。

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 この動画を改めて見て思うところは、やはりディフェンスは足を止めてのブロックは避け、極力、ステップによるポジション変更とブロックを同時に行うべきかと。

 このKOも左ミドルと思った時点で左方向にステップしながらブロックしていたならば、左ハイは被弾してもポジション変更によりインパクトは軽減でき、KOは免れたかもしれません。

 自主練習ではシャドーをよく行いますが、このKOを忘れずブロック&ステップを練り上げて行きたいと思います。


5.13.2020 自主練習

 そして、この最大の敗戦をずっと忘れずに、シャドーで塚本師範を追って行きたいと思います。

5.12.2020 自主練習

 昨日(5/12)の自主練メニュー

 プランク
 (エルボー×3セット、左右サイド・各1セット、1セット1分・インターバル10秒)

 四股踏み(5分)

 サーキット上半身編 1.プッシュアップ 2.ディップス 3.アイソメトリック
 (各30秒・インターバル20秒×4セット・合計12セット)

 サーキット体幹編 1.クランチ 2.背筋 3.アイソメトリック
 (各30秒・インターバル20秒×4セット・合計12セット)

 サーキット下半身編 1.スクワット 2.ランジ 3.アイソメトリック
 (各30秒・インターバル20秒×4セット・合計12セット)

 ステップ3種(各1秒30回・インターバル20秒×4セット・合計12セット)


5.12.2020 ステップ練習

 ノーマルシャドー(1分×10セット・インターバル10秒)

 
 以前、動きのキレについて調べていると、ダンサーの方がキレの良いダンスを見せるには、動きと動きとの繋ぎで動きをしっかり止めることと説明する動画に行き当たり、非常に参考になりました。

 また動きのキレと類似する動きのスピードに関しても、短距離走のように一直線を走るようなスピードと違い、ボールを奪いに来るサッカーやラグビーでは走りながら相手を躱すことが求められ、躱す際には走ることを一旦止めるスピードのコントロールが大切になってくるそうです。

 空手においても動きを止めることは昔から重視され、型における〝極め〟は、その表れのように個人的に思います。

 ステップ練習では、1秒間隔でワンステップを行っていますが、キレや空手に求められるスピードを養成するため、ステップから次のステップに移る際、必ず動きを止めることを意識しています。

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 武術において技の冴えは加齢とともに冴えるが、技のキレは衰えるものと、昔、聞いたことがありますが、キレを落とさないために最大限の努力はしていこうと思います。


 <臨時稽古の案内>

 とき…5/17㈰ 場所…鴨島道場 服装…自由(トレーニングウェア可)
 準備物…水分・マスク・サポーター類は不要

 午前9時~午前9時40分…幼年、小学1・2年生対象

 午前10時~午前10時40分…小学3・4年生対象

 午前11時~午前11時40分…小学5・6年生、一般部対象

 稽古は新極真会総本部が提示するコロナ対策ガイドラインに準じ、かつ徳島県、徳島西南支部の状況に合わせて行います。

臨時稽古、5/17開催のお知らせ、5.11.2020の自主練習

 緊急事態宣言が、14日以降に解除される見通しになってきました。

 そこで徳島西南支部では、5/17㈰に臨時稽古を行います。

 臨時稽古の詳細は以下の通り。

 場所…鴨島道場 服装…自由(トレーニングウェア可)
 準備物…水分・マスク・サポーター類は不要

 午前9時~午前9時40分…幼稚園、小学1・2年生対象

 午前10時~午前10時40分…小学3・4年生対象

 午前11時~午前11時40分…小学5・6年生、一般部対象

 稽古は新極真会総本部が提示するコロナ対策ガイドラインに準じ、かつ徳島県、徳島西南支部の状況に合わせて行います。

 ガイドラインはこちらからご確認ください。↓

コロナ対策のガイドラインについて | 新極真会 official site

 なお、5月は全道場生休会扱いとなっていますが、臨時稽古は通常会費の対象となりません。

 希望者は気兼ねなく、ご参加ください。

 

 さて、昨日(5/11)の自主練習は以下の通り。

 プランク
 (エルボー×3セット、左右サイド・各1セット、1セット1分・インターバル10秒)

 四股踏み(5分)

 負荷シャドー・突きのみ
 (1分×10セット・インターバル10秒、負荷は上半身チューブ、下半身チューブ)

 負荷シャドー・突き&蹴り
 (1分×10セット・インターバル10秒、負荷は腰部にチューブ)


5.11.2020 チューブシャドー

 負荷シャドー・突き&蹴り
 (1分×10セット・インターバル10秒、負荷は手に2kgのダンベル)

 ノーマルシャドー(1分×10セット・インターバル10秒)


 腰部にチューブをつけてのシャドーは、突き・蹴りを打つごとにチューブを引っ張るようになりますが、その引っ張る動作に突き・蹴りに体重を乗せるイメージを重ね、体重の乗った突き・蹴りのフォームを練り上げていきます。

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 また、このトレーニングは足によく効き、腰も重くなるように感じます。

 足腰の強化にも良いかと。

5.9.2020 自主練習

 土曜日(5/9)の自主練習

 プランク
 (エルボー×3セット、左右サイド・各1セット、1セット1分・インターバル10秒)

 四股踏み(5分)

 フルコン・スパーリング(3分×5・インターバル15秒)

 グローブ・スパーリング(3分×5・インターバル15秒)


5.9.2020 グローブスパーリング

 ヘッドギア・スパーリング(3分×5・インターバル15秒)

 

 グローブスパーリングでは、いわゆるマススパーリング(軽く当てる試合形式の練習方法)で行っています。

 フルコンスパーリングとは違い、顔面への突きの有るスパーリングですが、試合を目的と意識したスパーリングではないので、マススパーリングで十分と思い取り組んでいます。

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  グローブスパーリングで練り上がるべきは、反応・反射、ゆえにボクシングやキックの試合で見られる足を止めてのブロッキングなどはしないようにしています。

 突きに対しての防御は、突きを手で払うか、バックステップが原則。

 先日のブログでも書きましたが、スパーリングは〝居着かない〟ことを最重要項目としています。

5.8.2020 自主練習

 昨日(5/8)の自主練習

 プランク
 (エルボー×3セット、左右サイド・各1セット、1セット1分・インターバル10秒)

 四股踏み(5分)

 ダンベル空突き(ダンベル2kg・1秒間隔×30回・インターバル20秒×12セット)


5.8.2020 ダンベル空突き

 パワーアンクル空蹴り
 (パワーアンクル2kg・1秒間隔×30回・インターバル20秒×12セット)


パワーアンクル空蹴り

 チューブステップ(1秒間隔×30回・インターバル20秒×12セット)


5.8.2020 チューブステップ

 シャドー(1分×10・インターバル10秒)


 先般の自宅練習メニューの紹介で、1秒・2秒・3秒と秒縛りのトレーニングを紹介しました

 この練習方法は、内容は違いますが、私自身も行っています。

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 トレーニングに秒単位の縛りを設けることで、動きの連動性は高まってくると思います。

  動作の途中で足がもつれたりと、加齢とともに動きの連動性は衰えてくるものなので、こういったトレーニングは欠かすことなく行っていきたいと思います。