空手のススメ、徳島の田舎道場から

written by 逢坂祐一郎(新極真会 第8回世界大会 2位)

自分で自分を守る気概を、スパーリングの構えから

 スパーリングにおいて、私はしっかり構えることを意識しています。

 しっかり構えることで相手に集中でき、相手に対する反応・反射も高まります。

 この構えによる作用は、構えた手から自分の身体までの空間、その空間がいわゆる〝ふところ〟となり、ふところをディフェンスゾーンとして無意識的に意識することから集中、反応・反射が高まるように思います。

 昨日の少年部1 部クラスでのスパーリング、ある道場生に盛んに構えることを指導したところ良いディフェンス反応を見せていました。


鴨島道場少年部1部12.16.2020 ※この動画は音声がでます。

 試合の組手ではディフェンス( 防御) よりオフェンス( 攻撃) の方が評価されますが、私はディフェンスをしっかり指導することを方針としています。

 それは反応・反射によるディフェンスワークは、総体的な運動スキル向上に繋がると個人的に思うからです。

 またスパーリングの指導中に「相手の突き、蹴りが痛かったら受けろ、躱せ」との言葉をよく発しますが、相手の突き蹴り( 昨日ブログに関することで相手に悪意があれば暴力) に、ただ竦んでなすがままにされるより、自分で自分の身を守る気概を持ってもらうためでもあります。

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 自分で自分を守る気概は勇気の一種ですが、勇気を空手を通し、構えというディフェンス技術の習得により身に付けて欲しいと思います。


 昨日の鴨島道場

 ストライクフィットネス(14 時~15 時)


ストライクフィットネス12.16.2020 ※この動画は音声がでます。

 少年部1 部クラス(17 時45 分~18 時45 分)


鴨島道場少年部1部12.16.2020 ※この動画は音声がでます。

 少年部2 部クラス(19 時~20 時)


鴨島道場少年部2部12.16.2020 ※この動画は音声がでます。

 一般部クラス(20 時15 分~21 時15 分)


鴨島道場一般部12.16.2020 ※この動画は音声がでます。

 12.17.2020 記